MAINTENANCES 空調の定期メンテナンス

故障予知によって空調機の汚れなどによる過負荷を抑制し、ムダな電気消費を抑えます。
空調も人間と同様に定期的な健康診断、健康管理、予防が長寿の秘訣といえます。

定期メンテナンスで
トラブルや電力消費を
未然に防ぐ!

平均消費電力(コスト)が
約40%も削減!

平均消費電力が約40%も削減!

定期的なメンテナンスはランニングコストを低減させます。エアフィルタや熱交換器を清掃しないで運転を継続すると、例えば暖房運転では次第に冷凍サイクル内の圧力が上昇するため、消費電力も著しく増大します。
ある事例ではノーメンテナンスのまま運転し、約4年後に高圧上昇のために、性能が著しく低下しました。
図にあるように、定期メンテナンスを実施した場合と比較して、約40%も電気を浪費したことになります。

使用限界(耐用年数)が
およそ2倍以上アップ!

使用限界(耐用年数)が2倍以上アップ!

定期的なメンテナンスは、偶発故障を最小限に抑え、摩耗故障が生じる使用年数の期間(耐用年数)を延ばすことができます。

空調機は冷凍サイクルを構成する部品・送風機・電気電子部品等、様々な部品によって構成されていますが、これらの部品は徐々に劣化します。購入1年以内は故障率が高く(初期故障領域)、次第に減少し(偶発故障領域)、長年の運転後、故障率が高くなりはじめます。

一方、予防保全または事後保全を行う場合、機能・性能の低化は、図に示しますように、その低下度合が異なり使用限界に達する期間すなわち耐用年数にその差が大きく現れています。適切な予防保全は結局長寿命化を実現するものです。